寝起きから体調が良く感じると、1日が晴れやかで良い形でスタートできますよね。
そんな理想とはかけ離れ、腰痛でベットからしばらく起きれなかったり、だるさが抜けずに動き出すスイッチが入らなかったり、といった悩みを持たれている方が多くいらっしゃいます。

そんな方々に向けた寝起き問題を紐解いていきたいと思います。

寝ているのに回復しないのは布団や枕のせい?


規則正しく生活を送っているはずなのに、寝起きが腰痛などでしんどい方が原因を思い浮かべる項目に、ベットや枕などの寝具があります。

日本人と外国人では体質に違いがあって外国人は柔らかめ、日本人は硬めのマットレスが相性が良いと聞いた事がありませんか?(外国人という括りが曖昧ですが。。)

これまでのお客様とのセッションで感じることは

体質の差はもちろんあると思いますが、マットの弾力や枕の高さなど、微妙な変化にも対応できなくなっている身体の緊張に問題を感じるべきだと考えています。

緊張してしまっている筋肉は、伸ばされると防衛反応でさらに縮こまろうとする習性がありますので寝ている時に発生する寝違いや腰痛などの症状は、この習性の結果です。

寝起きのだるさと共に感じる頭痛や吐き気


寝起きに感じる症状で頭痛や吐き気を伴う方もいらっしゃいます。
朝一からこんなコンディションはかなり気が滅入ってしまいますね。

頭痛に関しては先ほどの筋肉の緊張が影響していて、特に首に関わる筋肉が睡眠時に緊張していると血流が悪くなり、頭部に必要な酸素やホルモンが循環しにくい為に発症する事が多いです。

吐き気などの多くは自律神経の乱れから起きていると考えられます。

自律神経は、日中は戦闘モード(交感神経)、睡眠時はリラックスモード(副交感神経)で切り替わるのですが、その切り替えが上手に行われないと、寝ている間も緊張感がなかなか抜けません。

ベットに入っても中々寝付けない方や、途中で目が醒めてしまう方などがこの状態です。

胃や腸などの消化器官はリラックスモード(副交感神経)の時に活動が盛んに行われるので、本来なら活動できる睡眠時がリラックスできていない為に、活動不良の結果吐き気を感じているかもしれません。

睡眠の質を上げて朝をスッキリ起きる為に必要な事


寝起きにだるさや腰痛など痛みを感じてしまう原因としては

  • 内臓のコンディションが低下している
  • 自律神経が安定していない
  • 過去の出来事、未来の事に関する感情の乱れ


3つに分類してみましたが、どれも深く関連し合っています。
これらが全ての原因にはなりませんが、多くの方に該当するのではないかと思います。

睡眠に関わる内臓のコンディション


内臓に関しては2つお伝えしたいと思います。

1つは、睡眠中に疲労回復が行われる順番です。
身体には生命に関わる事から優先するという決まりごとがあり、筋肉や皮膚より内臓の方が重要度が高いのは想像がつくかと思います。
日中の飲食の質や量、タイミングから精神的なストレスなどのダメージを受けた内臓を優先して回復していきますので、ダメージが大きければ筋肉や皮膚など回復が追いつかず、前日の疲れを残したままだるい寝起きとなります。

2目は、内臓と筋肉の関わりが問題となります。
寝起きの腰痛などは、腎臓や膀胱などの内臓疲労が腰周りの筋肉へ影響していきます。

腰痛と腎臓の関わりに関してはこちらの記事をご覧ください

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睡眠に関わる自律神経の安定


自律神経に関してはまだまだ解明されていない事も多いですが、睡眠に大きく関与している事は間違いありません。
そこで自律神経を安定させる為に簡単にできる事が深呼吸です。

これまで実践された方もいらっしゃるかと思いますが、緊張を伴わないゆっくりとした深呼吸は確実にリラックスモード(副交感神経)に切り替えてくれます。

これまで実践しても体感がなかった方はこちらの記事を参考にしてください。

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睡眠に関わる感情の乱れ


この感情に関しては誰にでも当てはまる事なのですが、睡眠に影響する人としない人の違いは 
”腑に落とす” ”消化して捨てる” が出来ているかどうかの違いだと思っています。

生きていれば必ず、対人関係や環境、自分との向き合いの中で感情が大きく動きます。
その感情の処理が苦手な方は、恐怖感や悲しみ、怒りや納得がいかないなどの感情が付きまとい身体にこびりついています。

このような継続的な感情は内臓にも大きなストレスを与えますし、自律神経もリラックスモード(副交感神経)に切り替わるのが困難になります。

対策としては、どんなシュチュエーションでその感情が働くのかを知る事が重要になります。
分かりやすい例でいうと ”サザエさん症候群” などになる方は、翌日から始まる生活の何かに反応した感情が影響してる事になります。

ここは一人一人のパターンがあるので分析をしてみてください。
原因がわかって腑に落ちるだけでも、睡眠の質が変化すると思いますのでお試しください。

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